令和4年度研究協力校の実践について
平取町立平取小学校
浦河町立浦河第一中学校
平取町立平取小学校
<研究テーマ>
「主体的対話的な学びを基に、自分の思いや考えを豊かに表現できる児童の育成を目指して~算数科の授業を通して~
<仮説1>
授業の中で、自分の思いや考えを深める場を設定することで、自身を持って表現することができるであろう。
○成果
①自分の思いや考えを深める場は、個別の解決の時間だけではなく、友だちの実演を見たり説明を聞いたりする時間の中でも十分に持てることが実証された。
②グループ交流の位置づけが効果的であり、成果があった。
●課題
①期保的な算数用語の定着を目指して、自分の思いや考えを深める手立てとしていく。
<仮説2>
課題提示や発問を工夫することで、見通しをもって課題を追求し、自分の考えを持つことができるであろう。
○成果
①既習事項を活用するという前提は、どの授業でも持たせていきたい。
②本時につながる既習事項は、ふり返りや掲示物の他、課題の中に取り込むことで見通しを持って課題を追求できていた。
●課題
①課題提示の段階でコールを意識させることで、見通しを持たせていく必要がある。
②授業者が既習事項のどの部分を活用させるかという見通しを持ち、課題設定をする事が解決や理解を深める入り口になる。
浦河町立浦河第一中学校
<研究テーマ>
「きょうどう」的な学習を通して、聴き合い、学び合う生徒の育成
<今年度の実践>
①「きょうどう」(協働・協同)的な学びを湯おり深める実践
②教師が生徒一人ひとりの取り組む様子を見とれるようにするかを確認、実践。
<成果と課題>
○成果
授業の中で、「きょうどう」的な学びの場を意識し取り組んだことで、楽しさ・学びの深まりが生徒の声から聞こえるようになった。
●課題
生徒の「わからない」のサインをどのように表出できるような環境を整えていくか、そのために教師はどのような関わりができるかを検証していく必要がある。